SNSフォローボタン

フォローする

【 売れるライン着せ替え 】 とは?ラインクリエーターズで稼ぐ方法

Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る

売れるライン着せ替え

【 売れるライン着せ替え 】 とは?ラインクリエーターズで稼ぐ方法

この記事は2017年11月19日に投稿しましたが、再編集及び追記を行い2017年12月3日再度公開いたしました。

再編集及び追記を行い2018年7月4日に再度公開いたしました。

1.ラインクリエーターズの現状(2021年8月追記あり)

どうも僕です。

ラインスタンプが話題となって早数年。すでに星の数ほどあるスタンプは、需要と供給のバランスが取れているとは決して言えない現状だと思います。

クリエーターが増えることは喜ばしいことですが、数多くあるスタンプの中で作品をヒットさせることは至難の業であると言わざるを得ません。

2016年にからは着せ替えも制作販売ができるようになりましたが、日々作品が増え続け、11月現在で10万を超える着せ替えがショップで販売されています。

だが、あきらめるのはまだ早い!!

今回はこうしたラインクリエータズの現状から、どのような作品を制作販売していけば売れるのか・どのくらい稼げるのかを「ライン着せ替え」中心に紹介・検証していきたいと思います。

また、これから「ラインクリエーターズマーケット」に参加してスタンプや着せ替えを売りたい!と思っている方々のお役に少しでも立てたら幸いです。

2021年現在、この記事を書いた当時と比べてLINEクリエーターズマーケットの状況が大きく変化しています。あくまでも個人的な意見にすぎませんが現状では着せ替えよりもスタンプの方がその種類や用途、拡散力や手軽さにおいて着せ替えよりも1歩も2歩も先に進んでいる様相です。下記にポップアップスタンプ、エフェクトスタンプの作成方法を紹介した記事を添付いたしますので興味のある方はこちらも参考にしてみてください。

2.ラインスタンプ、着せ替えの比較

ラインクリエーターズでは現在、スタンプ・着せ替えを作成し販売することができます。

スタンプは普通のスタンプ(通常)と動くスタンプ(アニメーション)の2種類、着せ替えの1種類の両方合わせて3つの形態から、制作販売することができます。

それぞれに必要画像数・フォーマット。販売単価などが設定されています。

順を追って説明していきます。

ラインスタンプ(通常)の制作について

通常スタンプで必要な画像

メイン画像 1個 W 240 × H 240
スタンプ画像(選択式) 8個/16個/24個/
32個/40個
W 370 × H 320 (最大)
トークルームタブ画像 1個 W 96 × H 74

テキスト

クリエイター名 スタンプタイトル スタンプ説明文 コピーライト
50文字以内 40文字以内 160文字以内 50文字以内 (英数字のみ)

※その他スタンプ審査ガイドラインをご参照ください。

販売単価       ¥120、¥240、¥360、¥480、¥600まで設定可能

分配金単価      (¥120円で販売した場合の単価は1個あたり¥31)

アニメーションスタンプの制作について

アニメーションスタンプで必要な画像

メイン画像 1個 W 240 × H 240 .png(APNG)
アニメーションスタンプ画像(選択式) 8個/16個/24個 W320 x H270(最大) .png(APNG)
トークルームタブ画像 1個 W 96 × H 74 .png

テキスト

クリエイター名 スタンプタイトル スタンプ説明文 コピーライト
50文字以内 40文字以内 160文字以内 50文字以内 (英数字のみ)

※その他アニメーションスタンプ制作ガイドラインをご参照ください。

着せ替えの制作について※追記あり

着せ替えで必要な画像

メイン画像(合計3個)

必要数 iOS Android LINE STORE
A メイン画像 3個 W 200 × H 284 W 136 × H 202 W 198 × H 278

着せかえ画像(合計50個)

必要数 iOS Android
B メニューボタン画像 24個 W 128 × H 150 W 128 x H 112
C メニュー背景画像 2個 W 1472 x H 150 W 640 x H 112
D パスコード画像 16個 W 120 × H 120 W116 × H 116
E プロフィール画像 4個 W 240 × H 240 W 247 × H 247
F トークルーム背景画像 2個 W 1482 × H 1334 W 1300 × H 1300
G スプラッシュ画像 1個 W 1300 × H 1300
1個 W 480 x H 720

テキスト

クリエイター名 着せかえタイトル 着せかえ説明文 コピーライト
50文字以内 40文字以内 160文字以内 50文字以内 (英数字のみ)

※その他着せ替え制作ガイドライン(詳細)をご参照ください。

販売単価     ¥360、¥480、¥600まで設定可能

分配金単価    (¥360で販売した場合の単価は1個あたり¥92)

※2018年7月4日追記

上記着せ替え画像のBメニューボタンについて7月4日現在2018年3月より新たにウォレットボタンの追加によりBメニューボタンは28枚の画像が必要となりました。

2018年3月6日にリリースされたLINEの8.3.0以降のバージョンで、
一部の国のユーザーのメニューボタンが「その他」から「ウォレット」に変更されました

3.ラインクリエータズマーケット登録者数と販売数

2014年より販売が開始されたラインクリエーターズスタンプは公開より3年を過ぎました。今年5月に「ラインクリエーターズマーケット」より発表されたクリエーター登録数は72万人、販売セット数(スタンプ、着せ替え合算)40万セットに。

この中でのライン着せ替え販売数はこの記事の最初の方にも書きましたが、2017年11月現在で11万セットを超える販売数となっていますので、単純に40万から差し引いたとして30万セット超がスタンプのセット販売数となります。

3年間の総売り上げは、なんと479億円。その中のトップクリエーター10名の平均販売額(総額)5億3,000万円。

確かにスタンプ・着せ替え販売数を見ると「今からスタンプや着せ替え販売は売れない」とか一生懸命に作っても埋もれてしまって売れないのでは?と思われるかも知れませんが、実際の売り上げ数を見ると、私はまだまだ十分に可能性があると考えています。

また、ものすごく狭き門でしょうが、「LINE Creators Management」も開始され、トップクリエーターには商品化・企業コラボといった道も用意されている「ラインクリエーターズ」など、小遣い稼ぎからトップクリエーターまで、皆さんもどんどん作品を制作販売をして、ご一緒に夢を追いかけませんか?

スタンプor ライン着せ替えどちらで稼ぐ?

それではどちらを製作して販売していけば売れるのか?稼げるのか?

これらについては正直わかりません。

なぜならば、スタンプ・着せ替え制作にはそれぞれ一長一短があるからです。

スタンプ販売数40万、着せ替え販売数11万・・・・

ここまで大きい数字になると、どちらを制作してもよほどのヒット作品を輩出しない限り、埋もれてしまうのは火を見るよりも明らかです。

昨今ではスタンプも制作個数の緩和(必要制作個数)や販売価格の選択、タグ付、審査期間の短縮、写真の利用可能など、気軽にスタンプが制作できるようになったことにより今後ますます作品は増加することなるでしょう。

また、費用対効果という意味では、人によってはスタンプを製作する方が得意な方もいれば、着せ替えが楽なんて方もいるわけなので、どちらが優れているというよりも私なら、こっちを作りたいって感じで決めればよいと思います。

当然両方を製作したい!ってのも全然ありだと思います。

ようは作りたい方をつくれ!

そして売れるようにあきらめずに頑張る!ってことが一番大事だと思います。

4.「 売れるライン着せ替え 」のススメ

ということで端的に結論を申し上げますと、「ライン着せ替え」で稼げ!

色々理由は後述しますが、現在の販売単価や制作過程を考えれば「ライン着せ替え」一択ではないかと思います。

※当然この見解は私個人の意見ですので3章でお話しした通り、自分の作りやすい方で作る!を実践してください。あくまでも私的には「ライン着せ替え」をおススメいたします。

「ライン着せ替え」をススメる理由とは

さて、それでは私が「ライン着せ替え」をススメる理由について話していこうと思います。

まずはどのような理由からなのかを羅列していきます。

  1. 何と言っても販売単価が高い(\360だとして分配額\92は大きい)
  2. なんだかんだ言ってもトップページ掲載時間が長い
  3. 画像制作枚数が実は27枚
  4. パターン化しやすい
  5. テーマが決めやすい

ものすごくざっくり言ってこの5つがまず挙げられます。当然制作販売していくうえで十分に注意をしなければいけない点は多々ありますが、順に説明していきながらその都度紹介できたらと考えていますので、最後までお付き合いください。

 販売単価が高い

スタンプと比べると(\31)単価\92はやっぱり大きいです。

それと、費用対効果をチラッと話しましたが、実際の制作時間の割には単価が高い。

販売価格設定について(7月6日追記)

2017年10月より日本エリアを除く各国で最低販売価格を120円から設定できるようになりました。

この変更によって各国のニーズに合わせた販売価格の設定ができるようになり、よりお求めやすい価格で販売することができるようになりました。

配分は減りますが、統計情報のエリアを分析し設定することで逆に売り上げが伸びる可能性があります。

トップページ掲載時間が実は長い

3章で触れたとおり2017年11月現在の「ライン着せ替え」販売数は11万セットなんですが、スタンプと違って販売開始からトップページ掲載時間がかなり長い。

当然に販売開始時間などの調整は重要ですが、曜日によってはゴールデンタイムでも1時間はトップページに掲載されていることがあります。(経験上)

トップページに掲載されているってことは・・・もうわかるね?

画像制作枚数は27枚で1セット

ガイドライン上では「着せ替え」必要画像数はメイン3枚、画像50枚と記載されていますが、これはandroid用とiPhone用を合わせて53枚という意味。

実際には画像をそれぞれのOSに対応したフォーマットにリサイズするだけなので実質27枚で制作ができます。

個別に制作しなければいけないのがスプラッシュ画像の2枚(この画像についてはandroid専用)とメニュー背景画像の2種類のみでメニュー背景画像はandroid用が背景透過不可でiPhone用は背景透過の違い。

着せ替え画像のパターン化で制作時間の短縮

これは、簡単に説明すると、例えばメニューボタン。

メニューボタンにはトークや、ニュース、その他など役割がすべて決まっているんです。

スタンプでもある程度決まってはいますが(挨拶系とか)制作するキャラクターによって微妙に動きなども変えなければいけない×40枚ですからね。

極端に言うとメニューボタンに至っては、キャラクターの顔だけ変えれば良いのだよ!って大袈裟ですが、スタンプを数多く制作するより、パターン化された着せ替えを制作した方が圧倒的に短時間で制作できるということです。

テーマ作りで年間サイクルを

こちらについても、スタンプでもある程度テーマを決めて年間ベースで制作販売していくことは必要でしょう。

しかし、このテーマ作りで本領を発揮するのは「着せ替え」だと思います。

例えばこの記事を書いている2017年11月。来月は何かイベントがありませんか?

そうです。【クリスマス】です。

あと、もう一つ【お正月】です。

ここまで話せば大体わかると思いますが、このイベント達をテーマに着せ替えを制作できることが「着せ替え」の最大のメリットだと言っても過言ではありません。

例えば10月であったら日本ではハロウィーンなども今や季節的なイベントとして認知されてきています。

また、夏であれば「夏特集」なども8月に開催されました。

当然スタンプも季節ごとのイベントを用意することができますが、実際季節ごとのスタンプで実際に使用されるスタンプって1セットのうち何枚ですかね?

仮に40枚1セットのスタンプを購入して、使い切ることは案外難しいのかな?と思います。また、なら制作販売は8枚でいいやん?って思うかもしれませんが、今度はそこが1番目の単価の問題にぶつかるんです。

つまり、自分の着せ替えテーマを「季節にあったテーマにしたい」「もうじきクリスマスだから着せ替えも変えたい」って人の方が多いと思います。そしてそれは、一定期間常に画面に表示されてるんです。

※こっそりつぶやき

これらのテーマって普遍的なんです。毎年毎年流行りすたりに関係なくサイクルしているんです。多少の変化はあってもすぐ対応できます。

さらにヒントは毎年改修していくこと、申請テキストには「修正版」と記載していけば、最小の改修でその時のトレンドを反映できるので、お勧めしている方法です。

最後に

ここまで話せばなぜ私が「着せ替え」を推すかわかると思いますが、この章ではあくまでも私の独断と偏見でススメているにすぎませんので、実際に何を作るかは皆様ご自身でご判断いただき、より良いものを制作できるよう心より願います。

5.「 売れるライン着せ替え 」製作方法

前の章では、5つの観点から「着せ替え」をおススメいたしましたが、では実際にどのような「着せ替え」を制作販売していくか、について皆様とご一緒に考えていきたいと思います。

昨今ストアではよくシャア「専用」機体的な着せ替え・スタンプが販売されていますが、当ブログではその手の作品の制作は全く取り扱っていませんのであしからず。

テーマにあった画像を決める(2017年11月21日追記)

これは前章でも簡単に触れましたが、例えばある季節にテーマを決めたとして、まったく関係のない画像を用意する人はそう多くはいないと思います。

だからこそ当然に用意した画像、またはこれから用意する画像についてはそのテーマについてしっかりと考えていく必要があります。

テーマというのを「着せ替え画像」でいうなら顔はメイン画像、スプラッシュ画像、トークルーム画像の3種類です。

特にこれら3種類の画像はテーマ通りに制作することが大事です。要は一目見てテーマが分かる画像を心がけて制作します。

中でも、「購買意欲の高い人は」ストアに出ている多くの「着せ替え」の中から詳細を見る判断材料は、「サムネイル」で間違いないと思います。この画像が自分の理想通りだった場合に初めて詳細を覗いてくれるのです。

つまり最初に目に触れる画像=メイン画像はできる限り一目でテーマがわかる画像を心がける。

ここでクリックされれば第一関門通過です。

次に目を引くのはやはりトークルーム画像でメニューボタン・パスコード画像など複合的に判断されていくと思います。

トークルーム画像はもちの論のこと、メニューボタンたちもテーマにあったものにしていきますが、そのテーマにちなんだ小物的なイメージで制作しても面白いですね。

何よりも丁寧かつ迅速に制作する

ここの兼ね合いがいつもワタクシはできていないので、自己啓発的な意味合いも含めて考えていきたいと思います。

着せ替えを販売するにあたっての課題は「いかに素早く制作できるか?」に尽きると思います。慣れるまでは複雑な制作基準がある「着せ替え」を早く申請に出して、許可→販売を開始したいと誰でも思うのではないでしょうか?

私も当初から・・・まあ現在もその傾向があるんですが、その結果どうなったかというと、当然出来栄えが悪いのです。申請の許可をもらってストアに販売されてから粗が目立つっていう場合も当然あるんですが、自分で商品となった作品を見て「これは売ってはいけない」ってことが多々あります。

私の場合こういった時には即販売を停止しています。

以前は、速さを求めるあまり作品の出来栄えなんかも良く確認せずに販売したものです。

その結果どうなったかというと、予想どおり全く売れないのです。

その「着せ替え」が売れるか、売れないかを決めるのはイラストがうまいor下手ではなくしっかり作りこめているかどうかだと思います。

話は戻りますが、出来栄えの悪かった「着せ替え」をどうしたかというと、改修したんです。

そしたら、ぽつりぽつり売れるようになってきたんですよね!しかも毎月少しずつではありますが、販売個数も上がってきているんです。

結局、納得がいくクオリティーで制作販売を心がけたら結果がついてきたって自ら証明したようなものなんです。

だから、私はクオリティーを大事に長く使ってもらえるような「着せ替え」を作っていきたいと思うんです。

出来るだけ迅速ってのとの兼ね合いは難しいですが、急がばまわれでより良いものを制作していきこうって思いは自分の経験からきているので、今後もこの精神を堅持して頑張っていきます。

※現在の着せ替え制作時間はおおよそ半日程度で1作品ですかね?自分の作品紹介で申し訳ありませんが、「teru teru bozu of animal」は実質半日程度の制作時間です。

5.ライン着せ替え記事リンク集

10月21日新着

※いよいよ解禁11月下旬より申請開始~【ラインクリエーターズ絵文字】詳しくは↓

6.まとめ

  • 2017年 スタンプ・着せ替え販売数は合算で40万セット超
  • 2018年 も多くの作品登録で競争は激化
  • 小遣い稼ぎからトップクリエーターまで夢を持って販売してイコウ
  • 作品形態は「着せ替え」がおすすすめ
  • 下手でも上手くてもクオリティーを重視する。

最後に

長々と書かせていただきましたが、最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は私の実践を踏まえての経験をお話しさせていただきましたが、当然にこれが絶対だとかこの方法しかないとかってことではなくて、みなさん個人がよりやりやすい方法で作品を作っていただきたい、少しでも稼いでもらいたいという一心でお話させていただきました。

また、競争激化で今から「スタンプ」「着せ替え」に参加しても全く儲からないよとか、「ラインクリエーターズ」に参加したはいいけどどうやって制作していくのか?などといったクリエーターを目指す皆さん・すでにクリエーターの皆さんのお役に少しでも立てたら幸いです。

           2017年11月19日

Pocket
このエントリーを Google ブックマーク に追加
LINEで送る